Flaskとは
Flask(フラスク)は、プログラミング言語Python用の、軽量なウェブアプリケーションフレームワークです。
フレームワークとはアプリケーションを作成する際に、一から作成しなくていいようにあらかじめ必要と思われる機能が用意されているソフトウェアです。
フレームワークの最大のメリットは、目的のアプリケーションをゼロから開発する必要がないので、開発工程を大幅に短縮できることです。
使用するツール
- python anaconda
- Visual Studio Code
anacondaのインストール
anacondaのダウンロードページからインストーラをダウンロードします。
インストーラを起動すると以下のような画面になります。「次へ」を押すとlicense
Agreementの画面になります。「I agree」を押して「次へ」で進めていくとインストールが始まります。
Visual Studio Code のインストール
Visual Studio Codeのホームページから「今すぐダウンロード」をクリックしてダウンロードします。
使用しているPCに合わせてダウンロードを実行します。Windows10の場合はUser Installerをクリックします。
インストールを実行します。最初に使用許諾契約書に同意するを選択して「次へ」をクリックします。最後まで特に変更の必要はないので「次へ」をクリックし、最後に「PATHへの追加」にチェックが入っていることを確認して「次へ」を押して終了です。
完了を押すとVisual Studio Codeが起動します。
Flaskのインストール
Anaconda Promtロンプトを開いて以下を実行します。
flask実行用の仮想環境をまず構築します。conda create -n 環境名で作成します。
ここではflask1としていますが、環境名は何でもいいです。
Proceed ([y]/n)?と聞いてきますので「y」を押してエンターを実行します。
作成した仮想環境に移動します。
Flaskをインストールします。
または以下で実行できます。
Visual Studio Codeの設定
インストールしたVisual Studio Codeを起動します。日本語表示に変更するために[view]からCommand Paletteを選択します。
「Configure Display Language」を選択します。
「install additional Language」を選択すると左に日本語が出てくるので選択します。
緑色のインストールを押すとインストールされます。
インストール後に右下の「Restart now」をクリックすると日本語表示に変わります。
次に左下のギアのマークをクリックして設定を選択します。
右上の「設定(JSON)を開く」をクリックしsettings.jsonファイルを開きます。
settings.jsonファイルにanacondaの環境パスを通します。記述内容は以下となります。
「anacondaのパス」はAnaconda Promptで「conda list」と入力するとパスがでてきますので、その内容を記入します。大体「C:/Users/ユーザ名/anaconda3/envs/flask1(設定した環境名)となります。バックスラッシュとして読み込んでもらうためにスラッシュは2つです。
Hello Worldの実行
左側のフォルダーを開くを選択して作業フォルダを作成します。
新しいファイルをクリックしてファイルを開きます。
ファイル名は任意ですが、app.pyとします。ソースコードは以下となります。WindowsではCtrl+sでセーブできます。
Visual Studio Codeの 左の列の四角が三つと一つのマークを押します。
「Marketplaceで拡張機能を検索する」と表示されているところにpythonと記入します。pythonが出てきますので、これを緑色のインストールをクリックしてインストールします。
インストールが完了したらエクスプローラ(一番左の列の紙が2枚重なっているようなアイコン)をクリックして戻ります。
app.pyを右クリックし、「ターミナルでpythonファイルを実行」を選択します。
以下のような表示が出ますので、実際にブラウザでURLにアクセスしてみます。