ノック67 :画像を回転させてみよう
sample.jpg画像を回転させます。
cv2.rotateで画像を回転させます。ROTATE_90_CLOCKWISEは90度右周りに回転します。
import cv2
img = cv2.imread('data/sample.jpg')
img_resized = cv2.resize(img, (500, 300))
img_rotated = cv2.rotate(img_resized,cv2.ROTATE_90_CLOCKWISE)
cv2.imshow('resized 500x300',img_rotated)
cv2.waitKey(0)
cv2.destroyAllWindows()
実行結果
次に45度回転を行います。45度回転するための引数はなく、アフィン変換という変換方法で実現します。
まず画像の中心点を求めます。shapeの戻り値は縦、横、色情報の3つですが、縦と横の情報だけでいいのでおしりに[:2]を付加しています。
height,width = img_resized.shape[:2]
center = (int(width/2),int(height/2))
cv2.getRotationMatrix2Dで45度回転させます。
中心点、回転角度、スケールサイズを引数で指定します。
rot = cv2.getRotationMatrix2D(center,45,1)
最後にアフィン変換という変換方式を使って45度の画像に変換します。
img_rotated = cv2.warpAffine(img_resized,rot,(width,height))
cv2.imshow('rotated_45',img_rotated)
cv2.waitKey(0)
cv2.destroyAllWindows()
実行結果
反転画像を作成する場合は、cv2.flipを使用します。第2引数0で上下反転、1で左右反転となります。
img_reverse = cv2.flip(img_resized,0)
cv2.imshow('reverse 0',img_reverse)
cv2.waitKey(0)
cv2.destroyAllWindows()
実行結果
