Python 実践 データ加工/可視化 １００本ノック」を購入したので、
一通りやっているところです。今日はノック73 74 を行います。
資料は以下から入手できます。
Python実践 データ加工/可視化 100本ノック｜サポート｜秀和システム
ノック73 : 音データの一部を取得してみよう
サンプルの携帯電話着信音.mp3と音声.mp3のデータを1秒のデータに変換します。
offsetは取得するデータの開始位置、durationは何秒間のデータにしたいかを設定します。
import librosa
audio1,sr1 = librosa.load('data/音声.mp3',sr=None,offset=0,duration=1)
audio2,sr2 = librosa.load('data/携帯電話着信音.mp3',sr=None,offset=0,duration=1)
print(audio1)
print(sr1)
print(audio1.shape)
print(audio2)
print(sr2)
print(audio2.shape)
実行結果からサンプリング周波数が44100Hzで、データ数が44100（ちょうど1秒分のデータ）であることがわかります。
実行結果
[0. 0. 0. ... 0.00201416 0.00253296 0.00250244]
44100
(44100,)
[0.0000000e+00 0.0000000e+00 0.0000000e+00 ... 9.1552734e-05 7.1716309e-04
1.8005371e-03]
44100
(44100,)
ノック74 : 音データのサンプリングレートを変えてみよう
サンプリングレートは引数srで設定できます。44100の半分の22050Hzで読み込んでみます。
audio1,sr1 = librosa.load('data/音声.mp3',sr=22050,offset=0,duration=1)
print(audio1)
print(sr1)
print(audio1.shape)
実行結果
[0. 0. 0. ... 0.00228435 0.00197504 0.00246046]
22050
(22050,)
audio1とsr1を読み込んでサンプリングレートを変更する記述例です。
audio1_sr8 = librosa.resample(audio1,sr1,8000)
print(audio1_sr8.shape)
実行結果
(8000,)
サンプリングレートのみを取得する場合はget_samplerateを使用します。
sample_rate = librosa.get_samplerate('data/音声.mp3')
print(sample_rate)
実行結果
44100
