基本操作
基礎知識(ウィキから)
(1)量子ビット
量子情報処理において Qubit は量子力学的2準位系の状態ベクトルで表現される。古典ビットは2状態である(以下ではその2つの状態をそれぞれ、0 と 1 とする)。それに対し、量子ビットは、そのような2状態の量子力学的重ね合わせ状態もとることができる。ブラ-ケット記法では、1量子ビットは、と表現される。ここで、はの関係を満たす複素数である。これを観測した際に、状態を得る確率はであり、状態を得る確率はである。同じ記法で古典ビットを表現すると、は、どちらかが0で、もう一方が1である。
つまり、ビッドは0と1の状態しかとれないことに対して量子ビッドは0と1と、その重ね合わせの状態を取れるという事である
(2)量子もつれ
Wikipediaには以下のように記載されています。量子ビットには量子もつれという状態が存在するということを覚えておくだけでよろしいと思います。
量子もつれとは、一般的に 量子多体系において現れる、古典確率では説明できない相関やそれに関わる現象 を漠然と指す用語として用いられる。
(3)量子回路
X:NOTゲート。ブロッホ球上の X 軸の回転を表現します。
Z:ブロッホ球上の Z 軸の回転を表現します
H:アダマールゲート。量子ビットの重ね合わせ状態を表現できます。