Webアプリの開発をステップ1からステップ10まで、ステップを上げて進めていく構成になっています。
サンプルコードは以下からダウンロードできます。
主な内容は以下の通りです。
ステップ1 PythonでWebサーバーを作る
ステップ2 別の端末からWebサーバーにアクセス
ステップ3 Windows起動時にWebサーバーを起動
ステップ4 Webブラウザ向けにHTML文書を作る
ステップ5 HTML文書にアイコンを付ける
ステップ6 PythonプログラムでHTML文書を出力
ステップ7 HTML文章の一部をPythonで動的に生成
ステップ8 「テーブル」でHTMLがプロっぽくなる
ステップ9 Webブラウザからデータを送る
ステップ10 CSSでHTML文書の見た目を整える
ステップ1 PythonでWebサーバーを作る
ステップ1はMicroSoftのVisual Studio Codeを使用してWebサーバーを作成する作業です。
任意のフォルダを作成し、server.pyファイルを作成します。
htt.serverモジュールのThreadingHTTPServerとCGIHTTPRequestHandlerクラスをimportします。
serverAddressをlocalhostに設定し、自分のPCを示すようにします。
serverPortはHTTPで標準的に使用される80を設定します。
ThreadingHTTPServerクラスをserverというインスタンス名で生成します。
第一引数はサーバー名とポート番号、第2引数はwebサーバーへのリクエストを処理するクラスを設定します。
server.server_forever()でサーバーを起動します。
VSCの開始(▷ボタン)をクリックするとサーバーが起動します。
ブラウザにlocalhostと入力すると以下のように表示されます。
VSCのターミナルでCtrl+cでサーバーが切れます。
切れた状態でブラウザの再読み込みを実行すると「申し訳ございません。このページに到達できません」と表示されます。