2022年6月号 Interface の「クラウド経由で本物の量子コンピュータを動かす」を試してみた その2

『Interface 2022年6月号』の「クラウド経由で本物の量子コンピュータを動かす」を実行します。

 

ステップ2 シミュレータを利用して乱数を生成してみよう

 

2ビットの量子回路を作成し、初期値0でHゲートを適用し乱数を生成します。

Hゲートは0と1が重ね合わさった状態にするゲートです。

 

量子回路の定義と実行

2ビットの量子ビット数と2ビットの古典ビット数をもつ量子回路を初期化します。

QuantumCircuit(2,2) :第1引数が量子ビット数、第2引数が古典ビット数です。

 

量子回路にHゲートを適用します。引数はインデックスです。

circuit.h(0)  、circuit.h(1)

 

2ビットの測定を行います。

circuit.measure([0, 1],[0, 1])

 

まとめると、

from qiskit import QuantumCircuit
circuit = QuantumCircuit(2,2)
circuit.h(0)
circuit.h(1)
circuit.measure([01], [01])
circuit.draw("mpl")

2bit 乱数を生成する量子回路

 

量子回路を実行します。

job = execute(circuit,backend)
result = job.result()
counts = result.get_counts(circuit)
plot_histogram(counts)
 
 
 

実行結果
 

 

/* -----codeの行番号----- */